2026年3月31日(火)                      大学村の安全確保に向けた朴木坂・B地区の伐採作業について

A地区からE地区へ抜ける朴木坂では、ここ数年のナラ枯れにより多くの木が枯死し、倒木の危険性が高まっていました。このため、安全確保を最優先し、朴木坂は長期間にわたり通行止めとしてきました。朴木坂においては、昨年の暮れから危険木の伐採作業を開始しており、現在も引き続き作業を進めています。枯れ木は時間の経過とともに内部が急速に腐朽し、倒木や枝折れのリスクが増すため、早期の対応が不可欠です。

一方、B地区(3842)でも2025年夏にナラ枯れが発生し、秋には多数の枯れ木が確認されました。周囲の皆さまからも「危険ではないか」「何とかならないか」という声が寄せられ、理事会として状況を重く受け止めてまいりました。ナラ枯れによって枯れた木は、時間が経つほど幹の内部が腐朽し、倒木や枝折れの危険性が急速に高まります。放置すると伐採作業そのものも困難になるため、迅速な対応が必要です。

このため理事会は、年明けから専門業者と協議を進めるとともに、近隣の土地所有者にも声を掛け、エリア全体として危険木を伐採する体制を整えました。B地区の作業は323日から27日までの期間で実施し、天候を見ながら安全に配慮して予定どおり完了しています。伐採後に確認した大木の中には、樹齢が約90年に達する老木もあり、さらに幹の内部が大きく空洞化している木も複数存在していました。外見では分からないほど劣化が進んでいたことからも、今回の伐採が安全確保のために必要な措置であったことが改めて確認されました。

大学村には、長年にわたり定期的な更新(植え替え・間伐)が行われてこなかった森が多く、同様の老木化が進んだエリアが多数あります。この地域は豪雪地帯でもあり、倒木や落枝による被害が毎年のように発生していることから、自然任せにしておくことはできません。特に人が集まる場所では、計画的な森林管理が不可欠です。

伐採後の処理については、本来であれば多額の費用がかかりますが、理事会と管理人が協力し、可能な限り費用を抑えながら地域資源として活用する方法を選択しました。カシナガが多く入り込んだ幹は専門業者がパルプ材として利用できるため無償で搬出し、カシナガが侵入していない上部の幹や太い枝は薪としてストックして村内の薪ストーブ利用者に提供する予定です。また、大量の細い枝はウッドチップとして再利用を進めています。これらの取り組みにより、処理費用を最小限に抑えつつ、伐採材を地域の中で循環させることができました。

大学村では、すでに多くの方がご自身の敷地で伐採や更新作業を進めており、各所で明るく爽やかな森が広がり始めています。しかし、大学村の森林はすべて個人の土地であり、安全確保と森の更新は、それぞれの土地所有者が主体的に取り組むべき責任があります。今後も皆さまお一人おひとりがご自身の敷地の状況を確認し、必要に応じて伐採や更新を進めていただくことが、大学村全体の安全と健全な森づくりに直結します。皆さまの積極的なご対応とご協力をお願いいたします。

 

2026年1月30日(金)雪下ろし再開します。

1月13,14日と雪下ろしを開始しましたが、その後の天候は雪予報も少なく、気温も上がったことから作業中断していました。今後の大雪予報を前に、雪上車で見回り中、故障しました。どうしようもなく置き去りにしました。翌日、大雪予報、何としてでも雪上車を管理棟まで運ぶ必要があります。試行錯誤、重機を使い救助、ご存じの通り24日夜から大雪に見舞われ翌日朝は1m越えの積雪となりました。ギリギリ脱出できたことは良かった。

今回の大雪、流石に雪国でも大変な状況でした。一度に降る量が尋常ではないのです。

さて、急いで雪下ろしを再開したいが完全に無理な状況が続きます。

ようやく27日雪上車の代車が届きます。同時に大学村の車両は修理の為輸送されていきました。

この雪上車で村道を開通させ早く雪下ろし業者を迎えたい。作業急ぎます...ところがこの代車も故障で動けず...もう踏んだり蹴ったりです。翌日早朝、これも何とかけん引し、管理棟まで来ました。

翌日28日、次なる代車を用意していただき圧雪を開始しています。

来週2月2日から3業者入り雪下ろしを再開いたします。それまでに大雪が降れば寝ずに村道圧雪をし、何としてでもみなさまの山荘雪下ろしを進めます。

 今回より、雪下ろしの費用は全額会員様負担となります。料金も申込用紙に説明がありますように、4段階としました。屋根の雪降ろし、玄関周りや、ベランダ除雪等は別料金です。

雪下ろし、除雪、それぞれ4段階料金です。現場の判断で2回目、3回目も同じ料金で作業を進めてまいります。車乗り入れもできないこの過酷な現場での雪下ろし作業です。来てくれる業者があるだけでもありがたい話です。そして村道全線圧雪は最低限です。これがなければ誰も来ることはできません。

今回機械トラブル続きで過去にないピンチを経験しました。精神的、体力的にも辛かったけど、ようやく来週雪下ろし再開までこぎつけました。週末大雪になれば圧雪路もなくなってしまう。それだけは無いよう祈るだけです。

そんな状況もご理解いただき、みなさまには作業の請求書が届きましたら、いち早くお支払いをお願い致します。

2026年1月13日(火)山荘雪下ろし開始しました

 今年は天気予報に脅かされ、いつ大雪が降るのか?常に心配しています。今回の大雪も意外と少ない積雪30cm程度でした。これで積算100cm程度の積雪となり、雪下ろし隊に作業開始の連絡を入れ、初日から3業者が入り、各地区雪下ろしを開始しています。

 中には落雪した山荘も多く、気温が高い事がわかります。降る雪も水分が多く、重い雪で翌朝には氷化しますので、よりハードな雪下ろし作業となっています。とにかく近年の雪は重い。

 見て周ると、山荘周囲の森の手入れが雪の量に大きく影響を及ぼしています。わずかな陽当たりが雪の量にも影響し、春の残雪にも違いが出ます。屋根に長い期間雪を乗せることは建物にも何かしら影響があるので、山荘周囲の整備、屋根のメンテナンス等大切になってきます。

 

それでは事故なく無事に春を迎えられますよう安全第一でまいります。


不動産等に関する意見交換会参加について

 意見交換会にエントリーいただいた皆様、誠にありがとうございます。

 後ほど担当理事より連絡いたします。

 

 なお、エントリーについては、12日(月)で締め切りましたが、通知を確認するのが遅くなった等でエントリー希望の方がいらっしゃいましたら、大学村メールアドレスにてお問い合わせください。


                                  令和7年12月23日

(一社)野尻高原大学村村民各位 

 

(一社)野尻高原大学村役員会 

                           不動産担 

 

不動産等に関する意見交換会参加について(依頼) 

 

日頃より大学村の運営にご協力いただきありがとうございます。 

大学村の土地をはじめとする不動産については、様々な課題が山積していることは皆さま御承知の通りかと思います。この様々な課題に対応するためには、一刻も早く不動産に関する基準を策定するべきだとの御意見を8月の総会でいただきました。 

不動産担当といたしましても、基準を策定し、そこに照らし合わせながらひとつひとつ解決していくことは重要と考えます。 

しかしながら、抱える課題があまりに複雑村民全員が納得できる基準を策定することは困難を極めること想定されます。 

って、基準策定にあたっては、できるだけ多くの皆様から御意見を頂戴しながら慎重に進めていきたいと考えております。 

そこで、村民の皆様にお願いです。 

基準策定にあたって御意見いただける方を募集します。対象は会員、準会員とそのご家族、いわゆる村民であればどなたでも。 

参加いただける方は、令和8年15日()までに、メールにて件名を【意見交換会参加希望】と参加者氏名地区と番号③連絡先メールアドレス(送信したものと同じであれば不要)ご記入の上、「daigakumura@alpha.ocn.ne.jpお送りください。 

不動産専門の弁護士など知見を有するお知り合いにいらっしゃいましたら併せてお知らせください。 

 

意見交換会について≫ 

会議方式オンラインmicrosoft teamsを予定。事前に接続テストを実施。 

開催回数:3~5回程度と想定 

開催期間:令和8年2月~4月の間 

※どんな御意見をいただいても必ず「法律上はどうなっているのか?」という話になるので、こちらで最低限専門家に確認した上での意見交換会開催とする予定です。 

頂いた御意見を参考にしながら基準案を作成予定。 

主な検討事項 

2区以上会費有料化管理の在り方について 

会費未納問題 

・凍結している法人への土地贈与 

退会規程の見直し ほか 

 

以上、宜しくお願いします。 

追加のナラ枯れ対応の実施について (令和7年12月12日)

大学村では近年、ナラ枯れの被害が急速に拡大しており、本HPでも、皆さまのご理解のもと村全体で対策を進める必要性についてお伝えしてきたところです。すでに伐採などの対応をしてくださっている方もいらっしゃいますが、深刻なエリアでは、枯れ木が倒れて人身事故や家屋損壊につながりかねない危険な状況となっており、法人としての対応を求める声も寄せられています。

第15期理事会では村内全体の被害状況を確認し、特に緊急性の高いホオノキ坂周辺(A地区・E地区境界)およびB38・B40周辺について、危険木の緊急伐採を実施することといたしました。会員・準会員区画内のナラ枯れに関しては、各会員・準会員にも協力を要請しながら進めますが、所有者と連絡がつかない土地や法人所有土地も含まれており、第15期予算の森林整備費(70万円)を最大で90万円程度オーバーしてしまう可能性が示唆されております。積雪との兼ね合いで作業スケジュールも変わってきますので、どこまで今年度予算での対応となるかは未知数ですが、安全確保のために不可欠な措置として、皆さまのご理解を賜りますようお願いいたします。

なお、今後の森林整備方針では、危険木に対症療法的に対応するだけではなく、森の若返りを図り、そもそも危険木が出てこない、安全かつ快適な森林環境が維持される仕組みづくり、という課題に取り組む必要があると考えております。今後、皆さまからご意見を伺う機会を設けることを検討しております。引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

以下ナラ枯れに関しての2024年の記事となります。


大学村の森が大変!蔓延する"ナラ枯れ"

大学村の森は今、創立以来の大きな危機に直面しています。それは、すでに数年前から信濃町に広がり始めていたナラ枯れ(写真1)が、大学村の森の中でも見つかり、瞬く間に広がりつつあるからです。

 

ナラ枯れとは

 体長5mmほどの小さな昆虫カシノナガキクイムシ(略称カシナガ)が6月

頃にナラ類(コナラ、ミズナラ等)の根元近くに潜入して産卵し、秋から翌年春にかけて幼虫の育成を行うことにより、木に甚大な影響を与えて枯死させる一種の流行病です。枯死の原因は、カシナガの体に付着している 「ナラ菌」 が孔の中で繁殖し、導管を詰まらせ、水の供給を断ち、枯死させるというものです。新成虫は産卵翌年の6〜8月に孔から脱出して、周りの木に孔を掘って潜入するようです。7月下旬から8月半ばにかけて、カシナガの潜入を受けた木はたちまち枯れて葉っぱが変色して、夏なのに ‟紅葉” が始まっているかのように目立つことになります(写真2)。

 

大学村でのナラ枯れの現れ

 8月半ばより、大学村の各所でコナラの大径木に 「ナラ枯れ」 が現れ、急速に広がり出していることが、毎日村内を歩いておられる村民より管理室に報告がありました。それを受けて、管理主任がすぐに村内を見回り、引き続いて理事長の現場視察が行われ、その深刻さが認識されました。とりわけ、E地区とA地区のホウノキ坂周辺で顕著です(写真3)。森林委員会では、8月31日に緊急に対策会議を開き、対応を検討しました。連絡いただいた村民の方の話では、2年ほど前から予兆を感じられていたようですが、この夏、とりわけ8月半ば過ぎから日に日にナラ枯れした木(葉っぱの変色したコナラ)が増え始め、ただならぬ事態に至ったことを直感されました。

 

信濃町周辺におけるナラ枯れ問題

 西日本を中心に2000年代初めから、各地で流行が見られ、対策などが試みられてきました。これまで比較的温暖な地方での流行病と認識されていましたが、ここにきて新潟県南部から長野県北部でも現れ出し、信濃町では斑尾山麓では、コナラなどの枯葉の塊が何か所にもわたって見られます。2016年に旧野尻湖ホテル跡地で大きな木が突然倒れる事故が起こりました。倒れた木はその前に大発生したカシナガに侵されたコナラでした。大きな木だとナラ枯れから倒れるまでに数年かかりますが、枯れた木の枝は折れやすく、その冬には重い雪や風により太い枝が折れて落下することも懸念されます。

 この10年来野尻湖畔の一つの岬、樅が崎周辺の森の手入れをされている信濃町民の話では10年前ほど前に流行したナラ枯れは一度沈静化したが、この数年来再び現れ出し、信濃町では対策費を計上して防除に努めているとのことです。しかし、限られた予算で伐採(写真4)、燻蒸、投薬などを広域的に進めることは難しく、解消の目途は立っていないようです。

 

大学村の森でナラ枯れが広がることの深刻さ

 カシナガがターゲットにする木は、総じて高齢化した老木であることが確かめられています。カシナガに侵されたコナラの30%は枯死するとされていますが、老木が多い大学村の森ではさらに高い率で枯死すると思われます。

 大学村の森は元々は薪炭林として活用され、森に手が入れられて若い木が中心でしたが、大学村に移行してからはほとんど手入れがなされないままに60年近くが経過し、至る所にコナラの大径木が存在し、カシナガの繁殖にとっては格好の条件が整っています。全域にナラ枯れが蔓延する危険性が極めて高いと言えます。

 もう一つのさらに大きな問題は、大学村の森は 「暮らしの森」 であり、道路脇のコナラの倒木により人身事故が起きることが懸念され、また所有地内の大木の倒木は所有者の家屋のみならず、隣接した家屋の損壊にもつながる危険性も危惧されます。大学村として、総力を挙げて、中長期的な視点の下に、緊急の対応が強く求められます。そのためには村民の皆さんのナラ枯れ問題の深刻さへのご理解が必須となります。森林委員会では、緊急にナラ枯れ問題の冊子を作成し、皆様にお届けする予定です。

 

ナラ枯れのコナラを見つけ印をつける取り組み

 問題の深刻さを知ってもらい、今後全村を上げてナラ枯れの防除に向かうには、できるだけ多くの村民の皆さんがナラ枯れの現場を見て、カシナガの潜入を受けたコナラを見つけ出し、マーキングするなどの現状把握の作業が必要と思われます。自らの所有地内のコナラの木の点検も大事だと思います。9月と10月の三連休にそのような現場確認作業を行い、問題を共有する機会を設けたいと考えています。日程など決まれば、お知らせします。百聞は一見に如かずです。是非、ご参加ください。

                          (森林委員会より)

 

                      

↓写真1:野尻湖縦が岬水辺のナラ枯れ

↓写真2:A地区ホウノキ坂次々と枯れ始めたナラ

↓写真3:カシナガに侵されたナラの根元に落ちたオガクズ

↓写真4:E地区ホウノキ坂ナラ枯れコナラの伐採処理